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【こんな人におすすめしたい!】青崎有吾著「体育館の殺人 」を読んで感じたこと

うるえです。今回は鮎川哲也賞受賞作の「体育館の殺人」について書こうと思います。

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読書は好きですが読書家の方とは比べられないほど読んでいる本の数が少ないので、書評ではなく読書感想文を読む感覚でこの記事を読み進めていって欲しいです。

 

あらすじ

僕ならば

「風ヶ丘高校の旧体育館で放送部の部長が何者かによって刺殺された。事件当時、殺人現場は密室状態であった。現場の状況から卓球部の部長が犯人だと警察は断定するが、それを信じられない卓球部員の柚乃は学校の部室に住みついていると噂の変人「裏染天馬」に事件の解決を依頼する。果たして裏染天馬は事件を解決し真犯人を見つけられるのか。高校を舞台に繰り広げられるミステリー。」

と要約します。

 

こんな人におすすめしたい

  • 本を読まない人、苦手な人

ミステリーはただ文字を読み進めてストーリーを追っていくだけではありません。主人公と一緒に事件を推理しながら読むことで先の展開が気になったり、主人公に感情移入しやすくなりドキドキしながら読むことができます。そうすることでほとんど本を読まない人や本を読むのが苦手な人で読みやすくなると思います。

  • ミステリージャンルの本を読まない人

「本は読むけどミステリーは読まない」という人にもおすすめです。この本はミステリーの中でもライトなものなので、「ミステリーは重くて苦手」という人にも読みやすいものだと思います。実際、久しぶりにミステリーを読んだ僕も読みやすいと感じました。

  • 現実逃避したい人

ストーリーの舞台が「高校で起こった殺人事件」って平和で平凡な日常を送っている人(自分もその一人)にとってはちょーちょー非現実的ですよね。「最近疲れてるな、本の世界にのめり込みたいな」という人にはぴったりの一冊だと思います。

 

こんな人にはおすすめできないかも

  • 本格ミステリーが好きな人

ミステリーの本をたくさん読んでいる人にとってはライトな部分が裏目に出て物足りなく感じてしまうかもしれません。

 

おすすめできない人の対象はこれくらいしか浮かびませんでした。それほど幅広い人々におすすめできる素晴らしい作品です。

 

まとめ

「体育館の殺人」の魅力は伝わったでしょうか。気になった方は是非読んでみて欲しいです。きっと青崎有吾さんの世界観にハマると思います。僕もすっかりハマったので、他の作品も読んでみたいと思っています。

 

では、今回はこの辺で

体育館の殺人 (創元推理文庫)